MCX512-高機能 2軸モーションコントロールIC
2軸直線補間 CW/CCW円弧補間 連続補間8段プリバッファ ビットパターン補間 補間の短軸パルス均一モード New! 2軸高精度線速一定モード New! |
速度レンジフリー 非対称台形加減速の自動減速 放物線S字/台形加減速駆動 オーバライド 自動原点出し スプリットパルス機能 |
I2Cシリアルインターフェイスバス New! 同期動作 各軸4セット タイマー 各軸1個 最高ドライブ速度:8Mpps パッケージ:100ピンQFP 電源電圧:3.3V±10% |
補間機能
新たな補間機能追加し、より使い易く、より多彩な補間を実現できます。
●連続補間8段プリバッファ 高速の連続補間ドライブに対応するために、各セグメントの終点データを蓄える8段のプリバッファレジスタを備えています。左図のSeg3のような短いセグメントが存在しても、Seg3を含む8個のセグメントの平均移動時間が次セグメント位置データセット時間より長ければ連続補間を行うことができます。 |
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●短軸パルス均一化モード 従来2軸直線補間において、移動量(パルス)が大きい方の軸(長軸)は常にパルスを出力し続けますが、少ない方の軸(短軸)は補間演算結果によりパルスを出力するときとしないときがあります。MCX512では、短軸パルス均一化機能を新たに設けています。移動量が少ない軸においても、極力パルス周期を均一に近づけてドライブパルスを出力します。 |
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●2軸高精度線速一定モード 従来の線速一定モードに加えて、大幅に線速一定精度を向上させた2軸高精度線速一定モードを実現しています。2軸直線補間/円弧補間ドライブ時において、前述の短軸パルス均一モードと2軸高精度線速一定モードを組み合わせて使った場合、線速の速度偏差を±0.2%以下に収めることができ、補間ドライブ時の大幅な速度の精度向上が期待できます。 |
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I2Cシリアルインターフェイスバス
上位CPUとの接続に従来の8ビットデータバス、16ビットデータバスの他にI2Cシリアルインターフェイスバスを備えています。同一バス上に、MCX512を最大8個まで接続可能です。
速度レンジフリー
速度レンジフリー機能を搭載。MCX512の出力速度範囲である1ppsから8Mppsまで、1pps単位で全ての速度を設定することが出来ます。
従来の速度倍率を用いた速度設定の場合、
・ 低速の細かな速度設定のため、速度倍率を小さく設定 → 高速度のドライブに移行できない
・ 高速度ドライブを行うため、速度倍率を大きく設定 → 細かなドライブ速度設定が出来ない
という制約がありました。
本ICは速度レンジフリーでこのような不便さを解消し、ドライブ中に1pps、2ppsのような低速から1Mppsのような高速パルスへダイレクトに速度変更をさせることが可能です。
同期動作
● ドライブ中に指定の位置を通過時、外部信号を出力。 ● ドライブ中に外部信号入力時、現在位置を所定のレジスタにセーブ。 ● ドライブ中に指定位置から外部にスプリットパルスをN個出力。 など |
スプリットパルス出力