MC8581P-補間機能付き 8軸モーションコントロールボード
補間機能
任意の軸にて最大8軸の直線補間、CW/CCW円弧補間、2軸/3軸/4軸ビットパターン補間、ヘリカル補間、連続補間8段プリバッファ、短軸パルス均一、線速一定モード等の機能を追加し、より使い易く、より多彩な補間を実現できます。
●円弧/直線補間 最大8軸の直線補間が可能です。 また、MC8581Pに搭載したMCX514がそれぞれ独立して補間ドライブを行うことができ、例えば一方のMCX514で円弧補間を実行しながら、他方のMCX514で3軸の直線補間を実行することも可能です。 |
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●連続補間8段プリバッファ 高速の連続補間ドライブに対応するために、各セグメントの終点データを蓄える8段のプリバッファレジスタを備えています。左図のSeg3のような短いセグメントが存在しても、Seg3を含む8個のセグメントの平均移動時間が次セグメント位置データセット時間より長ければ連続補間を行うことができます。 |
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●ヘリカル補間 ヘリカル補間は、XY平面(直交座標)における円弧補間ドライブに同期して他の軸を移動させる動作です。左の図はXY平面の円弧補間に合わせて、Z軸を+方向に移動させている例です。 |
速度レンジフリー
速度レンジフリー機能を搭載。出力速度範囲である1ppsから8Mppsまで、1pps単位で全ての速度を設定することが出来ます。
従来の速度倍率を用いた速度設定の場合、
・ 低速の細かな速度設定のため、速度倍率を小さく設定 → 高速度のドライブに移行できない
・ 高速度ドライブを行うため、速度倍率を大きく設定 → 細かなドライブ速度設定が出来ない
という制約がありました。
本ボードでは速度レンジフリーでこのような不便さを解消し、ドライブ中に1pps、2ppsのような低速から1Mppsのような高速パルスへダイレクトに速度変更をさせることが可能です。
同期動作
● ドライブ中に指定の位置を通過時、外部信号を出力。 など |
豊富なドライブモード
評価ツールプログラム
評価ツールプログラムにて、簡単に動作評価をすることができます。